概要

今月、お笑いタレント・入江慎也(カラテカ)が、所属していた事務所・吉本興業との所属契約を解除されていたことが、わかった。

6日付「FRIDAY DIGITAL」記事によれば、振り込め詐欺集団の忘年会に宮迫博之(雨上がり決死隊))や田村亮(ロンドンブーツ1号・2号)、そして入江など複数の吉本芸人が“闇営業”で出演。詐欺集団と芸人たちの仲介役を務めていた入江に対し、吉本が事実上の解雇処分を下したという。

警察OBの証言

「ほとんどの振り込め詐欺集団のバックには、暴力団組員や元組員がついていると考えて間違いありません。実際に振り込め詐欺の首謀者として、組員が検挙されているようです。暴力団は今、しのぎが厳しくなってきており、上納金に困って若い組員が弟分たちに、自分との関係を探られない“出し子”を拾わせて、犯行に及んでいる模様です。

 振り込め詐欺集団には、いわゆる“半グレ”も多く、そもそも彼らは金になれば、どこの組とも組む傾向があり、地域によっては現役組員より幅をきかせている場合があります。そんな彼らも、トラブル防止のために一種のショバ代的に地元の組に上納しているのがほとんどです。つまり振り込め詐欺集団とは完全に反社会的勢力であり、そういう組織から金をもらって仲介役を務めるという行為は、タレントとしては許されないでしょう」

気になるのは、忘年会に出演していた入江以外の芸人の今後だが、テレビ局関係者は語る。

「今日になって、“どうやら宮迫らが詐欺グループに闇営業していたという報道が出るらしい”という情報が入ってきて、宮迫や田村、そして吉本の芸人が出演している番組の関係者らはバタつき始め、夕方頃に入江解雇の第一報が出て、事実確認など対応に追われています。特に宮迫は出演本数が多く影響が大きいだけに、吉本や各局がどのような対応を取るのかが注目されます。

宮迫は2年前に不倫が発覚し、一部の出演CMなどが放送中止になるなどしたものの、結局は仕事に大きな影響も出ず、現在も売れっ子芸人として活動を続けていますが、今回の件はいかんせん反社がらみなので、完全にアウトです。局内では『とりあえず宮迫を画面に出すな』という意見も出ており、各局ともに一斉に起用自粛の流れになる気配です」

また、別のテレビ局関係者も語る。

「数年前に入江と同じく吉本所属だった島田紳助が、反社勢力との交際を理由に芸能界引退に追い込まれましたが、あれだけの大物芸人だった紳助ですらテレビの世界から締め出されたことを考えれば、宮迫も同じ道をたどってもおかしくはないでしょう。業界全体が反社勢力との関わりに敏感になっている今、宮迫が今後テレビに出続けることは厳しいでしょう

宮迫ら人気芸人の足を引っ張った入江の責任は重い。

 

https://daigakusei-guide.com/2019/07/03/【闇営業】「嘘ついてない後輩を助けろ」宮迫、/