概要

事の発端は今月6日FRIDAYの記事である。

https://daigakusei-guide.com/2019/06/07/カラテカ入江の裏の顔!詐欺グループとの関わり/

宮迫、亮は会見を行い、ダウンタウン松本、加藤浩次が言及

吉本存続の危機にまでことが大きくなっている。

会見

 一連の“闇営業”問題で、反社会的勢力とのつながりを報じられた雨上がり決死隊の宮迫博之とロンドンブーツ1号2号の田村亮がそろって、7月20日午後3時から都内で急遽会見を開いた。

宮迫は所属事務所の吉本興業から7月19日付でマネジメント契約を解消されたばかり。今回の会見について吉本興行側は関知しておらず、ふたりの独断だった。以下が会見の一問一答。

*  *  *
 15時ちょうどに会見場に姿を見せた宮迫と亮。ふたりは黒のスーツと黒のネクタイ。表情は固く、やつれているようにも見える。

 ふたりは10秒以上にわたって頭を下げた。

宮迫:こういった会見というものを、自分たちで開くというのがはじめてですので、本当に不手際しかおかけしておりませんが、急に集まっていただいて、外にもたくさんの記者の方々が入れないというのも伺っております。本当に手作りすぎて、いきとどかないところばかりで、本当に申し訳ありません。まず今日、こういった会見の場所を、この機会を与えていただき、みなさまにお集まりいただいたのは、何よりも詐欺の被害者の方々、そのご家族、親族の方々に、とんでもない不快なつらい思いをさせてしまっていることを、お詫びさせてください。本当に申しわけありませんでした。

 再度頭を下げるふたり。

宮迫:そして世間のみなさん、我々のことを応援してくださっている方々、とんでもないとり返しのつかないほど迷惑をかけてしまっている関係者の方々、そして不快な気持ちにさせてしまっているすべてのみなさまにお詫びさせてください。本当に申し訳ありませんでした。

 頭を下げるふたり。

亮:自分の口からもちゃんと謝罪をしたいと思います。詐欺被害にあわれた方々、その親族の方々、友人の方々、本当に不快な気持ちにさせてしまい、嫌な気持ちにさせてしまい、本当に申し訳ございませんでした。僕の弱い部分のせいで、人としてダメな部分のせいで虚偽の説明をしてしまい、その行動、言動によって不快な気持ち、不信感を抱かせてしまった方々、嫌な気持ちになった方々、すべての方々、本当に申し訳ございませんでした。

 頭を下げる。

宮迫:今回、このような大きな騒動にしてしまったのは、僕の保身からくる軽率なウソから始まっています。そのせいで後輩たちも巻き込んでしまいました。今回の騒動の全責任、すべての責任は僕にあります。僕のせいです。本当にすいませんでした。

 頭を下げる。

――宮迫さん自身は引退を申し出たとの報道もあるが?

宮迫:引退を覚悟して謝罪会見をしたいという意向は会社の方には伝えたことはございます。その引退してでも記者会見をしたいという経緯をお話しすると、非常に長くなってしまいますがよろしいでしょうか。

 まず最初に、僕がフライデーの直撃を受け、「反社会的勢力のパーティーに参加しましたか?そこで出演者全員100万円ずつギャラを受け取りましたか?」と聞かれました。そのとき僕は5年ほど前のことでしたので全く記憶がなく、写真を見せられ、自分がいることを確認し、行ったんだということを分かったうえでも、はっきりとは思い出せませんでした。そのとき僕が記者に言ったのは、「全員が100万円もらえるようなそんな営業あるわけないよ、そんなもろうてへんよ全員なんて。それに反社会的勢力なんか知り合いにおるわけない。なんなのこの記事は」と。そのとき僕は、そんな記事は掲載されるはずがないと高をくくっていたので、「分からないから会社に言ってくれ」とその場を離れました。マンションの自分の家に着く前に、「入江からの紹介」という文言を聞いていたので、入江くんに電話をかけました。最初入江くんに言っても、最初は思い出せなかったんですけど、こんなメンバーが写っていたというのを伝えると思い出したようで。

■「こんな記事載るわけない」

宮迫:僕はそのとき、入江くんが反社会的勢力とつながっていたかどうか、被害者の方々から奪い取った金を受け取ってしまっていたというとんでもない過ちを考えもせず、「付き合いがどうなのか」だけを確認しました。「そんなのはないです」と。「絶対やな?」と。その時の僕は「じゃあこんな記事載るわけない」と。じゃあ大丈夫やと電話を切り、その次の日にもう一度入江くんから電話があり「お金のこと言わなくていいですか?」と。当時の写真に写っているメンバーをみて「お車代程度やろ?じゃあ大丈夫や。俺はもらったのか?」「もらってます」。

 でもそのあと、年末にいつも忘年会を開いていたので「そんなん俺、受け取っても、そこの金、これで払っといてくれってお前に言うたよな?」と。そこの部分だけはなんとなく覚えていたので。「そうです」と入江くんに言われて。本当に身勝手な自分の解釈で、じゃあ自分はギャラはもらっていないんじゃないかと。その他の人はお車代程度だろうと思い込み、「もらっていないでいいん違うか?」と入江くんに言ってしまいました。そして他のメンバーにも「もらっていないということで言うといてくれ」と入江くんに指示を出しました。会社にもそう言ってくれと指示を出しました。

松本、動きます「ワイドナショー」緊急生放送


松本人志(55)が7月21日、「ワイドナショー」(フジテレビ系)に生出演した。松本は雨上がり決死隊・宮迫博之(49)とロンドンブーツ1号2号・田村亮(47)の謝罪会見にふれ、「このままじゃ壊れていく」と吉本興業 について発言。大きな反響を呼んでいる。

 

きっかけは前日に行われた宮迫と田村の謝罪会見だった。2人は“闇営業問題”が報じられた当初から謝罪会見を吉本興業に求めていたが、岡本昭彦社長に「全員連帯責任でクビにするからな」と反対されたことなどを明かした。

 

宮迫と田村の会見の後、松本はTwitterで《後輩芸人達は不安よな。松本 動きます》とツイート。1日で35.8万のリツイートと160万件もの“いいね”という驚異的な反応を記録した。

 

通常の「ワイドナショー」は収録番組。だが今回は急遽、生放送に切り替えられた。松本は「知らなかった事実があまりにも多すぎて。これは俺も騙されていたみたいな気になった」とコメント。

 

「ここまで追い込んで信頼関係がなくなってしまった会社に対しては、これは絶対に良くないし吉本興業はこのままじゃ壊れていく、潰れていくんじゃないかなと危機感はだいぶ持ちましたね」と語った。

 

さらに松本は「吉本興業内にもう1つ松本興業じゃないですけれども、僕の部署を作ってくれ。やらかした子たち、イエローカードの子達を俺が引き取るから」と申し出たとも明かした。

 

また番組では、岡本昭彦社長のコメント映像を流す一幕もあった。岡本社長は「明日にも会見を開く」と発表している。

 

謝罪会見の直後に「動きます」と宣言し、さっそく翌日には生放送で問題について言及。有言実行にうつしただけでなく、さらに「やらかした子達を引き取る」とまで話した松本。これらの動きを、わずか1日の間にみせた。

加藤浩次が松本に苦言「スッキリ!」


極楽とんぼ加藤浩次(50歳)が、7月22日に放送された情報番組「スッキリ」(日本テレビ系)に出演。現在の経営体制が変わらなければ、「吉本を辞める」と言い切った。

番組はこの日、雨上がり決死隊宮迫博之(49歳)と、ロンドンブーツ1号2号田村亮(47歳)の謝罪会見を大きく特集。会見で明かされた、吉本興業の“パワハラ”や“隠蔽体質”といった部分に触れ、加藤は「おぞましい。こんな会社あるのか」と絶句し、「僕はちょっとね……岡本さん(吉本興業社長)よく知ってますけど、そういうことする人です。い人らにそういうことしてるの見たこともある。社員に対する恫喝する人だとも知ってます。でも、こんなときには助けてくれる人だろう。オレは思ってたけど、そうじゃないんだ。そのままなんだ」と怒り、呆れたように語った。

そして、若手の芸人だけでなく、吉本興業の社員、マネージャーもずっと「なにか文句言ったら、意見言ったら怒られるんじゃないか、潰されるんじゃないか」と怖がっている状況を説明し、もし大崎洋会長、岡本昭彦社長の体制が続くのであれば、「僕はこの会社にいれない。僕は辞めます。今の社長、会長の体制が続くんだったら僕は吉本興業を辞める。なぜなら、ここまでずっと我慢して、頑張ってやってきていて、こんな浮かばれないことがこの会社で起こってるんだよ!」と続けた。

吉本興業岡本会長会見