はじめに
今日はTOEICスコア600、700、800を目指す人のためのオススメ参考書をまとめます。
以前必要技能、知名度、難易度、受験料、実施頻度、成績表示方法については4大英語資格(英検、TOEIC、TOEFL、IELTS)の違いを徹底比較!!という記事でまとめました。
TOEICの日程が知りたい方は【公式】年間テスト日程をどうぞ
TOEICの結果が知りたい方は【公式】テスト結果についてをどうぞ
今回はリスニングとリーディングに分けて紹介します。
もくじ
リスニング(Listening)
リーディング(Reading)
時間配分
リスニング(Listening)
リスニングの特徴
TOEICリスニングセクションは4つのパートで構成されます。
Part1 | 写真描写問題 | 6問 |
Part2 | 応答問題 | 25問 |
Part3 | 会話問題 | 39問 |
Part4 | 説明文問題 | 30問 |
リスニングは日本人がとても苦手な項目であり、逆に言えば点差がつきやすく、強みになればかなりの高得点を狙えます。
日本人がリスニングを苦手とする理由はいくつかあります。
- リスニングの参考書、教材が少ない
- 学校で教えてもらわない
- 受験でもかなり軽視され、点数配分も少ない
- 進歩がわかりずらくてモチベーションが上がらない
これを見ると日本人がリスニングを苦手とするのも仕方のないような気がします。
おすすめ参考書
1. (MP3音声 無料DLつき)TOEIC(R)テスト リスニング プラチナ講義
【600点を目指す方におすすめ】
TOEICリスニングの全てのPARTに共通する、つまづきやすい点を詳しく解説してくれる参考書です。また問題の典型パターンについても詳しく紹介しているので、この参考書一冊で、TOEIC初心者~中級者はリスニングスコアが大きく上がるはずです。
TOEIC(R)テスト リスニング プラチナ講義はTOEICの問題の解き方だけにとどまらず、発音が分からなかった英単語の理解や文法的解釈力を向上させてくれます。
更に長文リスニングが苦手だった人には、文法の解釈も含めた聴き下しの練習を通して、いくら英文が長くなっても内容について行けるようにさせてくれる内容になっています。
今まで、リスニングが弱点だった人には必携の参考書です。
2. TOEIC TEST サラリーマン特急 新形式リスニング
【700点を目指す方におすすめ】
新形式TOEICリスニング参考書を攻略するには必須とも言える参考書です。
TOEICの受験回数70回を超える現役サラリーマンの矢島晶さんが出されたリスニングの問題集です。
リスニングはナレーターの話すスピードが以前よりも早くなり、以前よりも難しくなっています。この本は2016年末に発売されたのでまだまだ新しく、最近の傾向に沿って問題集が作られています。
スタンダードな問題からひねった問題まで収録されており、リスニングが不得意な初心者から上級者の方までしっかり勉強できます。
3. TOEIC(R)L&Rテスト究極のゼミPart3&4 究極のゼミシリーズ
【700点を目指す方におすすめ】
日本人は英語のリスニングが苦手とされています。しかし、TOEIC高得点を最短で取得するにはリスニング力向上が不可欠です。なぜならリーディングよりリスニングの方が伸びやすいからです。
つまり、まずはリスニングを鍛えることが優先です。
TOEICには「設問のパターン」が存在します。そして、それらは驚くほど少ないです。なので一度そのパターンさえ知ってしまえば、音声が流れた瞬間にある程度ストーリーを予測することも可能です。
TOEICのリスニングは全部で100問。そのうちパート3・4だけで69問出題されます。なので、優先してこのパート3・4を練習しましょう。
この究極のゼミ Part 3 & 4と公式問題集、金のフレーズの「パート1重要語100」に慣れておけば、自然にパート1とパート2も解けるようになります。
4. TOEIC L&R TEST パート1・2特急 難化対策ドリル
【800点を目指す方におすすめ】
こちらもTOEICの参考書シリーズとして有名な特急シリーズの一冊です。
こちらの参考書も、文庫本サイズながら問題数は非常に多く、中には難しめの問題もそろっています。なんか対策ドリルとあるように少し上級者向けです。
TOEIC初心者が一冊目に使うには少し難易度が高いですが、上で紹介した最強攻略や究極のゼミを終えてから使うと実に効果的です。
リスニングPARTで高得点を目指す人は必携の一冊です。
リーディング(Reading)
リーディングの特徴
TOEICリーディングセクションは3つのパートで構成されます。
Part5 | 短文穴埋め問題 | 30問 |
Part6 | 長文穴埋め問題 | 16問 |
Part7 | 一つの文書
複数の文書 |
29問
25問 |
おすすめ参考書
1. 世界一わかりやすいTOEICテストの授業(Part5&6 文法)
【600点を目指す方におすすめ】
この参考書は
- TOEIC Part5・6で構成されている(短い英語)
- 丁寧に「どの単語が主語で、どの単語が動詞で~」と書いてある
ので、短い英文を読む練習にピッタリです。
品詞分解が苦手な初心者でも勉強しやすいと思います。
2. TOEIC(R)テスト 新形式精選模試 リーディング
【700点を目指す方におすすめ】
公式問題集よりも分量豊かな本書はその問題数もさることながら、解説の充実度が公式問題集よりも優れています。
また模試1回分ごとにスコア算出表が付いており、これによって正答率からおおよその獲得スコアを知ることができ、解いた後にどこが弱いのか、どこをもっと対策すべきなのかを知ることができるため次にも繋がりやすい1冊となっています。
公式問題集はあくまで本番形式で取り組めることが魅力ですが、本書は学習者が何を求めているのか、何を学びたいのかを考え抜いて構成されているため、学習には1番向いた問題集と言えるでしょう。もちろん本書で形式を知ることもできるため、初心者から上級者まで幅広い層の方にオススメできます。
TOEIC L&R TEST 900点特急 パート5&6
【800点を目指す方におすすめ】
サラ特と同様にコンパクトで問題数が少ないのも魅力的ですが、解説が詳しい点も高評価のポイントです。1問ごとに解答・解説を載せているため細かくチェックすることが可能なのですが、選択肢ごとになぜ正解なのか、なぜ間違っているのかを丁寧に説明しています。問題ごとに筆者の一言コラムのようなものも付いており、問題に出てきた表現がどのように使われるのか、また問題に直接関係だけど役に立つ知識などが書かれているため、単に問題を解く以上に様々な知識を吸収することができます。
TOEIC上級者で文法・語彙問題を集中的に鍛えたいという方におすすめな1冊です。
公式 TOEIC Listening & Reading 問題集4
【600~800点を目指す方におすすめ】
現在(2019年5月時点)出版されている公式問題集はピンク色の4になります。リスニングと合わせて模擬試験2回分の問題が載っており、実際の試験と全く同じ形式で出題されているので解く際にはマークシートを用意して、本番と同じ試験時間の中で挑戦しましょう。
時間配分
TOEICでは時間配分がとても重要になってきます。
TOEICリーディングパートの時間配分は
Part5 | 7分 |
Part6 | 10分 |
Part7 | 58分 |
が最適と言われています。
最後に
今日はTOEICのオススメ参考書についてまとめました。
お申し込みはTOEIC公式サイトへどうぞ